『花橘亭〜なぎの旅行記〜』>「平安時代好きの京都旅行記」>錦秋の京都>紫の縁in大覚寺
平成20年11月14日(金)→30日(日)開催 |
なぎ | (十二単姿) |
くたくたさん | (細長姿) |
■『源氏物語』第22帖<玉鬘> 歳末の衣配り 梅の折枝、蝶、鳥、飛びちがひ、唐めいたる白き小袿に、濃きがつややかなる重ねて、明石の御方に。思ひやり気高きを、上はめざましと見たまふ。 (訳:梅の折枝に、蝶や、鳥が、飛び交い、唐風の白い小袿に、濃い紫の艶のあるのを重ねて、明石の御方に。衣装から想像して気品があるのを、紫の上は憎らしいとお思いになる。) 【本文と訳: 渋谷栄一先生のwebサイト『源氏物語の世界』より引用】 歳末に光源氏は、ゆかりの女君へそれぞれふさわしい装束を贈ります。その様子を見つめる紫の上。 明石の御方は白い小袿に濃い紫の袿(うちき)が似合う気品ある女性なのか・・・と、紫の上はまだ見ぬ明石の御方に嫉妬するのでした。 |
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