花橘亭〜なぎの旅行記〜平安時代好きの京都旅行記風薫る京都大覚寺<紫の縁>




風薫る京都

〜2007年5月20日〜


紫の縁〜源氏物語の世界〜


十二単姿

その1


十二単姿で旧嵯峨御所大覚寺内を歩けるなんてすごいことです。
大覚寺さんと活苴宸ウんに感謝。

宸殿での写真を集めてみました。

紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単

心配していた雨も止んで安心です♪

今回は人数が限られたイベントでしたので
ひたすら私の十二単姿が続きます。(笑)
お付き合いくださいませ。



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単

自分で自分の裾(すそ)を撮ってみる。



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単

宸殿の襖絵が素敵♪



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単

宸殿に展示してあった御帳台(みちょうだい)の中に入ることができました。



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単で牛車に乗車

宸殿前に置かれた牛車(ぎっしゃ)にも乗ることもできました。
乗車の際、スタッフの方が手伝ってくださいましたので助かりました。



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単で牛車に乗ってみました

袖口から自然とこぼれ出る色が綺麗。



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単で牛車に乗って見ました

牛車の窓(「物見」=ものみ)から眺めてみる。
意外と窓と車輪は近いのですね。


『枕草子』第207段 五月ばかりなどに山里にありく
 より一部をご紹介。

 蓬の、車に押しひしがれたりけるが、輪の廻りたるに、近ううちかかりたるもをかし。

(なぎ訳:
蓬(よもぎ)が車に押し引かれてしまったのが、牛車の車輪が回って押しつぶされた蓬が上がってくる時に、近くに強く当たるのも、とてもおもしろい。)


【本文引用】
『新編日本古典文学全集 枕草子』 校注・訳:松尾聰 永井和子/発行:小学館


清少納言は押しつぶされた蓬の葉の香りを牛車の車輪が回るごとに感じていたのでしょうね。




紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単



紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単

色の競演。
表着(うわぎ)の色が全員グリーン系なのは偶然です。




では、移動しまーす。

紫の縁〜源氏物語の世界〜 十二単



昼食「大沢の池御膳」に戻る     次へ




花橘亭〜なぎの旅行記〜平安時代好きの京都旅行記風薫る京都大覚寺<紫の縁>