花橘亭〜なぎの旅行記〜平安時代好きの京都旅行記風薫る京都大覚寺<紫の縁>




風薫る京都

〜2007年5月20日〜


紫の縁〜源氏物語の世界〜


大覚寺写真集



石舞台と五大堂

宸殿東側から見た石舞台と五大堂。
この画像は、くたくたさんからご提供いただきました。


 五大堂(ごだいどう)の現在の建物は、江戸時代(天明年間)に再建されたものです。現在の大覚寺の本堂で、不動明王を中心とする五大明王を安置しています。



大沢池を眺める

大沢池(おおさわのいけ)を眺める。



      大沢池

庭湖(ていこ)ともいい日本最初の庭池で最も古い庭園といわれています。
池には天神島と菊ケ島の二つの島と巨勢金岡(こせのかねおか)が配置したといわれる庭湖石があります。この二島一石(にとういっせき)の配置が嵯峨御流いけばなの基盤となっています。
遠くの山並みは東山連峰で正面の山は大文字山(如意ケ岳) 左手前の山は朝原山(遍照寺山)です。
この観月台からの中秋の名月は有名で

松尾芭蕉の

  名月や 池をめぐりて 夜もすがら

と句にも詠まれています。

また左手奥には多宝塔や藤原公任(ふじわらのきんとう)が詠んだ

  滝の音は絶えて久しくなりぬれど
      名こそ流れてなほ聞こえけれ

名古曽の滝の石組み跡があります。

 また平安時代から鎌倉時代にかけての石仏(野仏)がみられ名勝に指定されています。





次は、本日のメインイベント! 舞楽鑑賞の様子をご紹介します。


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