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風俗博物館
1、法華八講 〜貴族最大の娯楽・法会聴聞〜
『枕草子』「小白河といふ所は」より
その1の続きです。
■見どころ 二藍の(ふたあい)の直衣(のうし)が年齢の違いによって色が異なるのが見どころのひとつです。 二藍とは、藍(あい)を所定の色に染め、それを紅花(べにばな)の紅(くれない)を重ねて染めた紫系の色です。 若いほど紅(くれない)の色を濃くし、年齢が上がるとともに紅を薄くしてあります。 (青文字=レジュメより) |
藤原道隆(みちたか) <24歳> 中宮定子の父 |
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藤原実方(さねかた) 済時の養子格 |
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藤原義懐(よしちか) <30歳> 法会の数日後に出家。 |
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藤原為光(ためみつ) <45歳> |
藤原済時(なりとき) <46歳> 小白河第のあるじ。 |
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藤原佐理(すけまさ) <43歳> |
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藤原相任 <16歳> 済時の息子。 |
朝座(あさざ)の講師(こうじ)を務める清範(せいはん)。 文殊の化身と称された説教の名人でした。 |