『花橘亭〜なぎの旅行記〜』「平安時代好きの京都旅行記」晩夏の京都定期観光バス

定期観光バス
京の夏の旅
宮廷鵜飼と夕景の嵐山



  嵐山宮廷鵜飼


宮廷鵜飼船

装束姿の船頭さんと宮廷鵜飼船です。
人数の都合で定期観光バスの参加者さんたちは2艘に分かれて乗船しました。



船頭さん

船頭さん

 白張(はくちょう・しらはり・しらばり)と呼ばれる狩衣に似た装束姿。
 船頭さんが手にしていらっしゃるのは、乗船客が靴を入れるためのビニール袋です。
 いただいたビニール袋に各自靴を入れ、船に乗ります。



宮中鵜飼船

気づけば一番乗り。(笑)
船頭さんが写真撮影のアイドルになっていました。



御簾と提灯

船には御簾(みす)と鵜が描かれた提灯が掲げられています。



船

宮廷鵜飼船や鵜飼見物船が大堰川上流へ出発です!!


今は漕ぎ出でな

私の頭の中には、今は漕ぎ出でな という額田王の歌の一節が思い浮かんでいました。(笑)


■発想の元ネタ

 熟田津(にぎたつ)に 船(ふな)乗りせむと
    月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出(い)でな


 (意味:熱田津の港で船に乗ろうと月が出るのを待っていると、月も出て潮の流れもよくなった。さあ、今こそ漕ぎ出そう!

 
 『万葉集』に収められている額田王(ぬかたのおおきみ)の歌です。『万葉集』は疎いのですが、この歌は勢いがあって好きな歌のひとつです。



大堰川に浮かぶ観覧船

大堰川を上流へと進む船



船頭さんの後姿

私が乗船している船頭さんの後ろ姿



船

やがて鵜飼見物船と宮廷鵜飼船は一列(?)になって
上流から鵜船がやってくるのを待ちます。



鵜飼船

二艘の鵜船が近づいてきました!!



鵜飼の様子へ
戻る          次へ




『花橘亭〜なぎの旅行記〜』「平安時代好きの京都旅行記」晩夏の京都定期観光バス