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白張(はくちょう・しらはり・しらばり)と呼ばれる狩衣に似た装束姿。 船頭さんが手にしていらっしゃるのは、乗船客が靴を入れるためのビニール袋です。 いただいたビニール袋に各自靴を入れ、船に乗ります。 |
■発想の元ネタ 熟田津(にぎたつ)に 船(ふな)乗りせむと 月待てば 潮もかなひぬ 今は漕ぎ出(い)でな (意味:熱田津の港で船に乗ろうと月が出るのを待っていると、月も出て潮の流れもよくなった。さあ、今こそ漕ぎ出そう!) 『万葉集』に収められている額田王(ぬかたのおおきみ)の歌です。『万葉集』は疎いのですが、この歌は勢いがあって好きな歌のひとつです。 |
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