『花橘亭〜なぎの旅行記〜』>「平安時代好きの京都旅行記」>菊花の京都>大覚寺
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宸殿(重要文化財) 江戸時代の初め、延宝年間(1673年〜1681年)に後水尾天皇より 皇后東福門院和子(徳川二代目将軍秀忠の娘)が使用していた女御御所の宸殿を賜ったものです。入口の格子戸は蔀といいその留金部分には蝉の装飾があります。 また、部屋は五つに分かれ正面牡丹の間は格式が高く天井には折上小組格天井になっております。 襖絵は狩野山楽によって描かれた牡丹・紅白梅・松・鶴等があり、桃山美術の代表的な作品です。 前面の庭には一面に白川砂が敷かれ大海を表しており正面の「右近の橘」「左近の梅」が旧御所の名残りをとどめています。 |
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