『花橘亭〜なぎの旅行記〜』>「平安時代好きの京都旅行記」>新緑の京都
新緑の京都
2008年5月18日
廬山寺
<紫式部実家推定地>
●所在地 | :京都市上京区寺町通広小路上る北之辺町397 |
●交通 | :バス「府立医大病院前」下車 |
⇒ 廬山天台講寺 公式サイト |
廬山寺は正しくは、廬山天台講寺といいます。豊臣秀吉の時代に現在の地へ移りました。 『源氏物語』の注釈書である『河海抄』に、紫式部の居宅を「正親町以南、京極西頬、今東北院向也」とあり、現在の廬山寺がある敷地が紫式部の実家跡と推定されています。 |
有馬山 ゐなの笹原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする 大弐三位 |
めぐりあひて 見しやそれとも わかぬ間に 雲がくれにし 夜半の月影 紫式部 |
上記の二首の歌はともに、『百人一首』に撰ばれていることで知られています。 紫式部と大弐三位は母子の関係にあります。 紫式部の歌の第五句は出典元の『新古今和歌集』では、夜半の月かげですが、『百人一首』では夜半の月かなとなっています。 |
廬山寺の大玄関に掲示されていたポスターです。 2008年は、「源氏物語千年紀」を記念して“匠と商人の会”によって源氏物語絵巻(朱印用)とガイドブック「紫式部・源氏物語 ゆかりの地を訪ねて」が発売されたのでした。 |
大玄関にて、「源氏物語千年紀記念特別観光パスポート」スタンプラリーのスタンプのひとつ「紫の上」が置いてありましたので、持参したパスポートにスタンプを押します♪ |
、「源氏物語千年紀記念特別観光パスポート」の裏面に「紫の上」(廬山寺)を押したところ。 |
『花橘亭〜なぎの旅行記〜』>「平安時代好きの京都旅行記」>新緑の京都