『花橘亭』「平安時代好きの京都旅行記」新緑の京都定期観光バス野宮神社




源氏物語朱印用絵巻


 源氏物語朱印用絵巻は、「堀川商店街 匠と商人の会」によって制作・販売されているものです。

 源氏物語千年紀にあたって、2008年1月1日(火)〜2009年3月31日(火)まで「紫式部・源氏物語ゆかりの七社寺巡り」と称して、上賀茂神社(賀茂別雷神社)・野宮神社・清凉寺・廬山寺・晴明神社・千本ゑんま堂・神泉苑を訪ね、各社寺にてご朱印をいただく企画です。
(ご朱印代は各自負担)


源氏物語絵巻

絵巻を紐解くと・・・


源氏物語絵巻

『源氏物語』<賢木>の和歌と絵が描かれています。



源氏物語絵巻


 
 源氏物語
    ―賢木の巻―


 おとめ子があたりと思へば榊葉の
   香をなつかしみとめてこそ折れ 


(歌の意)

 神に仕える少女ががいる辺りだと思うと
  榊葉(さかきば)の香りが慕わしく
    探し求めて折ってきたのです



源氏物語絵巻

 光源氏二十三歳の九月七日、野宮(ののみや)の潔斎所へ六条御息所を訪ねる場面です。
 物語内では、野宮での小柴垣や黒木の鳥居の神々しさがつづられています。

 この絵で光源氏が手にしているのは、常緑樹である榊(さかき)の枝です。
 常緑樹=常に緑の葉を繁らせる木のように、昔と変わらない愛情を伝えます。



ご朱印


紫式部や源氏物語とゆかりのある七社寺でご朱印をいただきました。

賀茂別雷神社 (上賀茂神社)
野宮神社
清凉寺 (嵯峨釈迦堂)
廬山寺
晴明神社
千本ゑんま堂 (引接寺)
神泉苑




 私自身、今までお寺や神社を訪ねても、ご朱印をいただくことに興味を持っていなかったのですが、今回の旅で、ご朱印をいただくことによって、お寺や神社の方とお話をするきっかけ作りとなりました。

 七社寺めぐりを楽しませていただきました♪
ありがとうございます。(*^-^*)




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