『花橘亭』「平安時代好きの京都旅行記」春は名のみの京都



定期観光バス
〜義経と平家ゆかりの史跡めぐり〜

三十三間堂の東

画像右側は、三十三間堂の壁。
左側奥に、法住寺があります。



法住寺
ほうじゅうじ

●所在地 :京都市東山区法住寺三十三間堂廻り655
●交通 :市バス「博物館三十三間堂前」下車 徒歩2分


法住寺の門  三十三間堂の東にあり、さらに東側には「後白河天皇法住寺陵」があります。

 (後白河天皇法住寺陵への参道はこの門の左側にあります。)
 後白河院(上皇・法皇)が御所とした法住寺殿は、右大臣藤原為光の法住寺の跡地を利用して、永暦元年(1160年)に造営が開始されました。

 後白河上皇は応保元年(1161年)にこの法住寺御所に遷られました。以降、寿永2年(1183年)、木曽義仲が攻め入るまでの約23年間、院の御所となりました。
 
 法住寺殿の敷地は、北は七条坊門小路<正面通>から南は観音堂大路<泉涌寺道>、東は東山の山麓から西は法性寺大路<大和大路>までという広大なものでした。
 法住寺殿には、蓮華王院(三十三間堂)をはじめとした多くの堂が建てられ、寺院と邸宅とが立ち並んでいました。

 ※法住寺殿周辺地図は、ヨウダさんのサイト『平安京探偵団』「『平家物語』を読むための六波羅・法住寺殿復元図」のページをご覧になるのをおすすめいたします。
法住寺の梅
法住寺拝観入口にある梅
法住寺のお庭  現在の法住寺のお庭
 法住寺でパンフレットと冊子「後白河法皇」(作家の永井路子さんも執筆)を購入しました♪
 永井さんの作品のファンなので嬉しい買い物でした!
冊子「後白河法皇」と法住寺パンフレット
旧法住寺御陵正門
(法住寺竜宮門)

 現在の法住寺は、後白河天皇の御陵<法華堂>を守護するために建立されました。

 こちらのお寺では、身代わり不動明王像が有名で「身代わりさん」と親しまれています。
 正門前には、「法住寺殿蹟」碑があります。

【参考】
「源義経と源平の京都」 川口正貴・わたなべのりこ 取材・編集
潟ニプラン 発行
パンフレットなど


再びバスに乗って、東山の円山公園へ向かいます。


昼食へ




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