花橘亭〜なぎの旅行記〜>平安時代好きの京都旅行記>向春の京都2012
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びょうどうじ<いなばやくし>
平等寺<因幡薬師>
●所在地 | :京都市下京区不明門通松原上ル因幡堂町728 |
●交通 | :地下鉄烏丸線「四条」下車 |
⇒「因幡堂(平等寺)」 公式サイト |
烏丸通でバスを降り、歩いて平等寺へ向かいました。 平等寺は、平安時代中期の受領、橘行平(たちばなのゆきひら)が因幡国<鳥取県>から飛来した薬師如来像を祀るお堂を建てたことが始まりです。 一般には因幡薬師・因幡堂の名でも親しまれています。 ちなみに清少納言の夫で知られる橘則光は橘行平の兄弟だそうですよ! |
大河ドラマ「平清盛」放映記念、京の冬の旅 非公開文化財特別公開で様々な宝物が公開されました。 |
平等寺の外壁には、因幡薬師の赤い旗がたくさん掲げられています。 |
平安時代末期、平等寺<因幡堂>の南にあった邸宅「東五条院」に高倉天皇が住まれたことから、御所に遠慮して南側の門を開けなかったそうです。 そのことから、平等寺<因幡堂>の正面真南の通りを“不明門(あけず)通”といいます。 「平等寺」の字号は、1171年(承安元年)、高倉天皇によって命名されました。 高倉天皇は、後白河天皇の皇子で母は平滋子<建春門院>。平清盛の娘・徳子<建礼門院>を中宮とするなど、平家と関わりが深いです。 平等寺には、高倉天皇の寵愛を受けた小督(こごう)の愛用の品の数々が伝わっています。 |
病気平癒、子授け・安産、がん封じの薬師如来として信仰されています。 私は、本堂で薬壺のがん封じ御守りを買いました♪ |
定期観光バスの乗客は本堂へ案内していただき、お寺の説明を受け、お参りしました。 本堂には、以下の宝物が展示されていてショーケース越しに見学できました。 ・小督愛用の硯と蒔絵硯箱 ・小督愛用の琴 ・小督の髪の毛で作ったとされる光明真言の織物 ・「高倉天皇御一代記」 ・「厳嶋御幸道記」 ・「高倉院f霞記」 |
仏像や神像が安置されています。(-人-) 本尊の阿弥陀如来立像や清凉寺式釈迦如来像のお姿が優美で素敵でした。 |
本堂・宝物館・観音堂をおまいりしたあと、再び、烏丸通に戻ってバスに乗車したのでありました。 |
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