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平安な秋の京都
〜2006年10月27日〜
定期観光バス
「源氏物語・夢の世界をたずねて」
〜宇治川畔自由散策〜
●所在地 | :京都府宇治市宇治山田1 |
●交通 | :京阪「宇治」駅下車 徒歩5分 |
:JR「宇治」駅下車 徒歩15分 |
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宇治神社参道 |
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わが庵は 都のたつみ しかぞすむ 世をうぢ山と 人はいふなり 喜撰法師 百人一首でもお馴染み、喜撰法師(きせんほうし)の歌碑が建っていました。 |
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祭神:応神天皇の皇子 菟道稚郎子(うじのわきいらつこ) 菟道稚郎子は、『源氏物語』宇治十帖に登場する八の宮(光源氏の異母弟。宇治の大君、中の君、浮舟の父)のモデルになったとされる人物です。 宇治の八の宮邸は、この宇治神社や宇治上神社のある辺りと想定されています。 |
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本殿の横をふと見ると、茅の輪を作っていらっしゃいました。 もう今年も残りわずかですものね。 |
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源氏物語 宇治十帖(四) 早蕨<さわらび> 年改まり、宇治の山荘にも春が来た。 今年も山の阿闍梨から、蕨や土筆<つくし>などが贈られてきた。 中君<なかのきみ>は亡き父君や姉君を偲びつつ この春はたれにか見せむ亡き人の かたみにつめる峰の早蕨 と返歌なさった。 二月の上旬、中君は匂宮<におうのみや>の二条院へ迎えられ、行先の不安を感じつつも、幸福な日々が続く。 夕霧左大臣は、娘の六君<ろくのきみ>を匂宮にと思っていたので、失望し、薫君<かおるのきみ>にと、内意を伝えたが、大君<おおいきみ>の面影を追う薫君は、おだやかに辞退した。 花の頃、宇治を思いやる薫君は、二条院に、中君を訪ねては懇ろに語るが、匂宮は二人の仲を、疑い始める。 平成18年10月 (財)宇治市文化財愛護協会 |
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