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風俗博物館
展示期間:2005年 10月1日(火)〜11月30日(水)
文学作品にみる名場面4
『紫式部日記』紫式部 著 『紫式部日記絵巻』より
『紫式部日記』寛弘五年十月十七日条
寛弘五年十月十七日の前日である十六日には、
一条帝による土御門第行幸が行われていたのでした。
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(左手前):宮内侍 (右奥):紫式部 紫式部が宮内侍(みやのないし)の局に来ているときに、二人の来訪者が現れます。 |
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中宮権亮の藤原実成がまだ桟のさしていない蔀格子の上側を押し上げて 「おはすや」 (「いらっしゃいますか」) と声をかけてきました。 宮内侍が応対に出ます。 |
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紫式部は応対に出ず、御簾の奥にいました。 |
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そこで中宮大夫・藤原斉信が 「ここにや」 (「ここにおいでですか」) とおっしゃるので、さすがに聞こえぬふりもできず、紫式部はちょっとした返事だけしました。 |
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藤原実成は拗ねて、「私への返事はしないで、中宮大夫(斉信)を特別に厚遇されるなんて〜」と咎めます。(ここは冗談半分で言ってるんですよ♪) |
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御簾内の紫式部 (自分の年齢や身分をわきまえているため、殿上人とのつきあいも消極的になりがち・・・かな。) |
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