『花橘亭〜なぎの旅行記〜』>「平安時代好きの京都旅行記」>[梅香る京都]>風俗博物館出張展示
風俗博物館出張展示<西陣・岩神座ホール>
一条帝による土御門第行幸
≪寝殿母屋 南廂・東廂にて:「紫式部日記」より≫
寛弘5年(1008年)10月16日、一条帝は中宮彰子<藤原道長の娘>との間に生まれた敦成(あつひら)親王<のちの後一条天皇>と対面するために、道長の邸宅である土御門第に行幸されました。その場面の具現です。 |
一条帝は、御引直衣(おひきのうし)姿です。
物具(もののぐ)装束姿の内侍(ないし=女官)。
内侍は領巾(ひれ)と裙帯(くんたい)を身につけています♪
敦成(あつひら)親王を抱いた彰子の母・倫子
左側にいる直衣(のうし)姿の殿方は、彰子の父・道長です。
一条帝たちは、祝宴の舞楽をご覧になっているのでした。
舞楽 「打毬楽(たぎゅうらく)」
4人で舞います。
〜実物大展示コーナーの舞人〜
岩神座ホールの入り口付近には、実物大サイズで
打毬楽(だきゅうらく)の舞人が展示されていました。
毬杖(きゅうじょう)を持ち、宝珠のような毬を打つ型の舞です。
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