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風俗博物館
5、薫物合せ 〜姫君の通過儀礼・婚礼支度〜
『源氏物語』「梅枝」より

| 明石の姫君の裳着の儀が執り行われる前日の2月10日。雨が少し降り、紅梅の花が盛りに咲いている六条院に蛍兵部卿宮が訪れます。 そんな折に朝顔の前斎院からの使者が薫物を届けに参上しました。 |

| 左 | :朝顔前斎院からの使者 |
| 中央 | :源氏 |
| 右 | :兵部卿宮 |

| 源氏の前には、朝顔の前斎院から贈られた瑠璃の香壺がふたつ置かれています。 |

| 中央 | :蛍兵部卿宮 |
| 右奥 | :夕霧 |

| 使者は、朝顔の前斎院からの梅の枝に結び付けられている手紙を手にしています。 |

| 朝顔の前斎院からの使者には、紅梅かさねの細長を添えた女装束を与えられました。 |

| 奥には香を調合している女房たちの姿がありました。 |
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