花橘亭〜なぎの旅行記〜平安時代好きの京都旅行記陽春の京都平安装束体験所



平安装束体験所


小袿姿体験

〜撮影編〜


小袿姿


 平安装束体験所の方がポーズ指導と写真撮影をしてくださいました。
 装束を仕立てるプロとしてのお立場から装束や伝統文化への並々ならぬ愛情をお聞きすることができ、充実した貴重な時間を過ごさせていただきました。
 心より御礼申し上げます。


小袿姿 小袿姿
後ろ姿
フラッシュあり
横から
フラッシュなし



小袿姿

 私が手にしている檜扇(ひおうぎ)には松と梅をかたどった錺花(かざりのはな)が付いています。これは山科流の檜扇であるためです。

 高倉流の檜扇ですと、松と梅と橘をかたどった錺花が付きます。



小袿姿

座った姿。


小袿姿

横から見たところ。


小袿姿

 小袿の丈の短さを実際に見ますと、小袿姿に(も)をつけるのも有りですね。
 清少納言の『枕草子』にそのような着装例があります。



『枕草子』第260段 
  関白殿、二月二十一日に、法興院(ほこいん)の より

 関白の上は、裳の上に小袿をぞ着たまへる。

 
(訳:関白様の北の方は、裳の上に小袿を着ていらっしゃる。


【本文・訳 引用:「新編日本古典文学全集18 枕草子」 小学館】

 上記は、法興院の積善寺で行われた法要の様子を清少納言が記録した段の一節です。関白とは一条天皇中宮定子の父・藤原道隆のこと。

 道隆の正妻である高階貴子(中宮定子の母)は袿姿に裳をつけ、その上から唐衣の代わりに小袿を着ていました。





『源氏物語』<野分>にみる明石の御方の小袿へ

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