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重陽の日の前日(九月八日)に菊花に真綿をきせます。 | |
旧暦九月九日は、陽(よう=奇数)の数である九が重なる日であるため重陽と呼ばれています。 ちょうどこの時期に盛りと咲く菊の花。 菊の花は、万病を避け、延命の効果があるという思想が中国から伝わっています。 |
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九月八日に、菊花にかけておいた真綿には、夜のうちに菊花の露の香りが移っています。 九月九日の朝、この「菊の着せ綿」で肌をなでると老いを捨て若返るという風習です。 |
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「菊酒(きくざけ)」 菊の花を酒に浸して飲む酒。 この「菊酒」も邪気を払い長寿を願うために、九月九日に飲まれました。 |
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菊の花を飾る女房 |
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