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むらさき　　　ゆかり
紫の縁 〜源氏物語の世界〜

―　京都文化博物館で学び手に入れる平安貴族の装い　―

平成２０年４月２６日（土）→５月１８日（日）開催




あかしのひめぎみ
明石姫君


明石姫君をイメージして制作された十二単。







明石姫君の十二単

襟元

唐衣（からぎぬ）のかさねの色目は「桜がさね」です。
桜がさね：オモテ　白／ウラ　赤花



明石姫君の十二単

袖部分

表着（うわぎ）のかさねの色目は「紅薄様（くれないのうすよう）」。
紅薄様：オモテ　紅／ウラ　白



明石姫君の十二単

裾（すそ）部分

五衣（いつつぎぬ）のかさねの色目は「梅重（うめがさね）」。



明石姫君の十二単

後ろ姿





【参考】『かさねの色目　平安の配彩美』　長崎盛輝　著



＜なぎメモ＞

明石姫君（あかしのひめぎみ）

　光源氏と明石御方（あかしのおんかた）との間に誕生した姫君。
　幼少時に実母・明石御方と別れて、紫の上（むらさきのうえ）の手元で育てられる。
　その後、東宮（とうぐう＝皇太子）に入内。帝の中宮（ちゅうぐう）に。三人の皇子と一人の皇女の母となる。




紫の上の十二単へ




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