『花橘亭〜なぎの旅行記〜』>「平安時代好きの京都旅行記」>新緑の京都>風俗博物館
風俗博物館
4、女房の局
〜女房の日常・平安の遊びと菖蒲枕〜
平安時代の遊び ≪碁(ご)≫ 上代に中国から伝来した遊戯で、囲碁と言うように相対する二人が碁盤の升目に交互に白黒の碁石を置いて地を囲み、地を広く占めた方を勝ちとする盤上競技。 平安時代の愛玩動物・猫 平安時代の猫は中国から輸入された、舶来の「唐猫(からねこ)」で、宮中や上流社会で飼育された高級な愛玩動物であり、現在のような野良猫は見られず、多くは綱を付けて家の中で飼われていた。 (青文字はレジュメより引用。) |
平安時代の遊び ≪偏つぎ≫ 主として女性や幼少の者たちが、漢字の知識を競い合った遊戯で、その遊戯方法は諸説あるが、漢字の旁(つくり)に偏(へん)をつけて文字を完成させる、あるいは旁に偏を付けて読みを答えさせるなどがあった。 |
菖蒲枕(しょうぶまくら)で休む女房 五月五日の端午節句を前に、四日の夜、菖蒲を枕の下に敷いたり、菖蒲を編んで作った枕で眠ることで邪気が払われると言う風習があった。 |