初春の京都
〜2007年1月13日〜
すざくいんあと
朱雀院跡
●所在地 | :京都市中京区壬生花井町 |
(日本写真印刷株式会社 内) | |
●交通 | :市バス「四条中新道」下車 |
朱雀院は、平安京右京三条〜四条間において朱雀通に面してに設けられていた天皇譲位後の御所です。 北は三条大路、南は四条大路、東は朱雀大路、西は皇嘉門大路に囲まれた敷地にありました。 平安時代初期、嵯峨天皇が朱雀院を建て、宇多天皇の896年(寛平8年)に朱雀院が新造され、宇多天皇譲位後、宇多上皇による本格的な使用が始まりました。朱雀天皇が945年(天慶8年)頃に修復を行い譲位後、使用されました。 950年(天暦4年)、朱雀院は火災に遭うものの、その後963年(応和3年)に村上天皇が院を再興し、競馬観覧や詩宴を催しました。 広大な敷地を持つ朱雀院でしたが朱雀大路が荒地化するにつれ次第に荒廃しました。 現在、朱雀院跡の南部分には日本写真印刷株式会社があり、北部の壬生天池町にある福田寺(ふくでんじ)境内の尼ケ池は朱雀院の苑池の名残と伝えられています。 |
![]() |
画像に見える道路は四条通。 建物は日本写真印刷さんです。 日本写真印刷さんの敷地は朱雀院跡南部に建てられていることになります。 |
![]() |
日本写真印刷さんの敷地内にある朱雀院跡の石碑。 2008年3月に「源氏物語ゆかりの地」説明板bQ5 朱雀院跡が設置されました。 |
●所在地 | :京都市中京区壬生天池町 |
●交通 | :市バス「千本三条」下車 徒歩5分 |
![]() |
住宅地の中にひっそりと福田寺はあります。 このページをご覧の方で、福田寺を訪ねてみようと思われた方は事前に連絡を差し上げてください。 |
![]() |
福田寺の境内 |
![]() |
尼ケ池 石がびっしりと積まれています。 朱雀院の苑池の遺構と伝えられています。 |
![]() |
尼ケ池の底には水溜りのように水があります。 |
![]() |
「尼池舊跡」の碑 |
朱雀院は『源氏物語』において、光源氏の異母兄・朱雀帝が譲位後過ごした御所です。(*^-^*) 桐壺帝の朱雀院行幸が行われ、光源氏と頭中将が御前で青海波(せいがいは)を舞った場でもあります。<紅葉賀> |
家は 近衛の御門。二条、みかゐ、一条もよし。染殿の宮。清和院。すが原の院。れんぜい院。閑院。朱雀院。小野宮。紅梅。あがたのゐど。たけ三条。小八条。小一条。 <小学館発行・新編古典文学全集18「枕草子」 より引用> |