『花橘亭』「平安時代好きの京都旅行記」[桜咲き誇る京都]風俗博物館




風俗博物館
2006年上半期展示

2、女三の宮と紫の上の対面<若菜上>より

源氏香 若菜上

(春の御殿、寝殿西面南廂と見立てる)

女三の宮と紫の上の対面

六條院の円満な秩序を保つため、紫の上は
源氏の正妻である女三の宮と対面します。

女三の宮 女三の宮(14歳)

 唐衣・裳(からぎぬ・も)姿

 女三の宮のほうが紫の上よりも身分が高いので、細長(ほそなが)を着られるかと思いましたが、今回の展示では同じ唐衣裳姿とされたそうです。
紫の上(32歳)

 唐衣・裳姿
紫の上


偏つぎ  貴族の遊びである「偏つぎ」を運ぶ女房。

 「偏つぎ」とは、一説によると、偏(へん)と旁(つくり)がバラバラになっている札を組み合わせて漢字をつくる遊び。
(遊び方については諸説あります。)
双六  貴族の遊びである「双六(すごろく)」を運ぶ女房。


3、女房の局(つぼね)〜女房の日常〜へ




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