『花橘亭』「平安時代好きの京都旅行記」[桜咲き誇る京都]風俗博物館




風俗博物館
2006年上半期展示

1、女三の宮六條院降嫁<若菜上>より

源氏香 若菜上


女三の宮降嫁


源氏40歳の2月10日過ぎ、朱雀院の第三皇女である
女三の宮(14歳)が源氏の正妻として六條院へ降嫁しました。

 源氏自らが、出迎えて女三の宮を唐車(からぐるま)からお降ろし申し上げます。
 女三の宮は春の御殿の寝殿西面から迎え入れられました。


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裏側から見た様子がご覧になれます。
御帳台  寝殿にある御帳台(みちょうだい)には源氏と女三の宮のための準備がされています。
寝殿の様子  寝殿

 とても華やかです。
女房たち  女三の宮に付き従う女房も多いです。
 色とりどりの十二単<女房装束>が美しいです☆
 網代車(あじろぐるま)から正装である汗衫(かざみ)姿の女童(めのわらわ)が降りようとしています。 網代車
 こちらでは、汗衫姿の女童が網代車から降りてきています。 汗衫
 牛と牛飼童。可愛い〜。(^^) 牛と牛飼童



 東の対では、紫の上がこまごまとしたお世話の指示を女房たちにしていました。
 食事の準備
 あ〜忙しい忙しい。 女房
紫の上  紫の上(対の上)

 女三の宮の降嫁に心穏やかではありませんが、冷静に対処し平静を装っています。


2、女三の宮と紫の上の対面へ




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