秋の京都
〜11月3日〜
仁和寺
にんなじ
●所在地 | :京都市右京区御室大内 |
●交通 | :市バス・JRバス「御室仁和寺」下車 |
→総本山 仁和寺のホームページ |
平安時代、第58代光孝天皇が大内山の南麓に阿弥陀三尊を本尊とする一寺の建立を発願されたのが仁和寺創建のはじまりです。光孝天皇は竣工を見ることなく崩御されました。 そして、ご遺志を継がれた第59代宇多天皇により仁和4年(888年)に金堂が完成し「西山御願寺」と呼ばれましたが、のちに年号の“仁和(にんな)”をとって大内山仁和寺と称されました。 宇多天皇は、31歳で醍醐天皇に譲位され出家し、法皇として仁和寺に室(むろ=僧坊)を営み、真言密教の修行に専念されました。以来、仁和寺は「御室(おむろ)御所」と敬称され、”御室”は附近一帯を示す地名ともなりました。 その後、歴代天皇の皇子が門跡<住職>の地位を継がれ、明治維新まで、門跡寺院の筆頭として知られてきました。 『源氏物語』<若菜上>巻において光源氏の義兄・朱雀院が出家の準備をしてきた「西山なる御寺」は、仁和寺がモデルだとされています。 |
→仁和寺 解説板 by京都市 |
→謡曲「経正」と仁和寺 |
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仁和寺仁王門 (この日の朝、私は寝坊した上、バスを乗り間違え、モモさんをお待たせしてしまったのでした。(^^;) モモさん ごめんなさい〜。) |
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霊宝館 庭園御殿入口前は混雑していたので、先に霊宝館<春と秋に特別公開>を拝観しました。様々な宝物に加え、厳かなお顔の仏像たちに心を癒されました。 |
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霊宝館で仁和寺のパンフレットを購入。 このページを作成するにあたって参考にさせていただきました。 |
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中門 |
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五重塔 五重塔は、各層の屋根の大きさがほぼ同じという江戸期の特徴を示しています。 五重塔の向かい側には、名勝御室桜の木々が並んでいます。遅咲きで咲くことで有名です。 |
国宝 金堂 秋の特別拝観期間中により、金堂の中も拝観できました。(^^)v 金堂は二度焼失したといわれ、現在の建物は江戸初期の京都御所の紫宸殿を移したものです。 元は桧皮葺であったものを移築後、本瓦葺にし、内部には須弥壇(しゅみだん)が設けられています。 本尊は、阿弥陀如来です。 紫宸殿の名残を感じられる素敵なお堂でした。 |
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鐘楼 江戸時代の再興の際に、新築された建物です。 |
狂い咲きでしょうか、それとも秋に咲く種類のものなのでしょうか。 桜が少しだけ咲いていました♪(^^) 可愛いです。 |
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観音堂 同じく特別拝観により、拝観できました。 通常は堂内は拝観できません。 |