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京都市 下京区130周年記念事業「発進式」
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明治12年(1879年)に誕生した下京区は平成21年(2009年)3月14日で誕生130周年を迎えられました。 平安時代前期、嵯峨天皇の皇子であった源融(みなもとのとおる)は現在の下京区河原町五条の南西部にあたる場所に大邸宅「河原院」を築きました。 のちに「河原院」は、平安時代中期に書かれた『源氏物語』の主人公・光源氏が築いた大邸宅「六条院」のモデルになったと考えられています。 『源氏物語』の光源氏もまた実在した源融と同様に天皇の子として生まれながら、“源”の姓を賜り臣下となったことから、源融は光源氏のモデルの1人と目されています。 源融は、陸奥(みちのく)の塩竈の浦の風景を模して「河原院」の庭園を造りました。そして難波から海水を運び塩焼きの煙を楽しんだといいます。 王朝びとにとって、陸奥の景勝地は遠く憧れの地でもありました。 そうした縁から、2009年3月14日、京都市下京区と宮城県塩竈市が連携し源氏物語の催し「源融が結ぶ塩竃の縁」が下京区の池坊短期大学において行われました。(*^-^*) 【主催】 下京区130周年記念事業実行委員会 【後援】 源氏物語千年紀委員会 企画展、宮城県塩竈市物産展(正午〜午後4時)は申し込み不要で、どなたでもご覧いただけました。 式典・シンポジウム(午後1時〜午後4時30分)は事前申し込み制でした。 私は、下京区民でもなければ京都市民でもないので参加できないイベントだと思っていました。(>_<) しかし、ネットでこのイベントが開催されることを知り、下京区のページから申し込み方法を見たところ、ハガキで申し込み受付をされるということだったので、運頼みで申し込みハガキを投函したのでした。 当選できて嬉しかったです。O(≧▽≦)O 九州から参加した平安時代好き&源氏物語好きな人間による記録です。 下京区や塩竈市とは無関係のページです。ご理解の上、お楽しみくださいませ。 |
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