花橘亭〜なぎの旅行記〜平安時代好きの京都旅行記向春の京都2012



とくちょうじゅいんあと
得長寿院跡

●所在地 京都市左京区岡崎徳成町
●交通 :市バス「東山二条」下車

大文字山

東大路通から
雪が残る大文字山をのぞむ。




  得長寿院は、鳥羽法皇の御願寺のひとつでした。

 現存する三十三間堂(蓮華王院本堂)と同規模で南北に長大な建築物がここにあったのだそうです。

 造進者は平清盛の父である忠盛であり、この造進により忠盛は地下人から殿上人になりました。

(大河ドラマ『平清盛』第4回「殿上の闇討ち」でも、得長寿院の堂内に並ぶ仏像の様子に感激している鳥羽法皇の場面がありました。)

 得長寿院の新築落成の仏事供養は、1132年(天承2年)に行われたものの、1185年(元暦2年)には大地震により倒壊したのだそうです。


※参考:平安時代史事典CD-ROM版


得長寿院跡

今は石碑がその場所を示すのみです。



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