『花橘亭』「平安時代好きの京都旅行記」新緑の京都定期観光バス



定期観光バス特別コース
教科書に見る
京都・再発見
〜源氏物語〜

運行期間: 平成20年4月 5日(土)〜7月14日(月)までの土・日・月曜日・祝日
平成20年7月19日(土)〜9月30日(火)までの毎日




せいりょうじ
清凉寺
<嵯峨釈迦堂>



●所在地 :京都市右京区嵯峨釈迦堂藤ノ木町46

清凉寺


 昼食後、バスは西へと向かい、嵯峨の釈迦堂さんの名で知られる清凉寺を訪れました。上の写真は、清凉寺の本堂です。

 清凉寺は、光源氏のモデルのひとりといわれる源融(みなもとのとおる)の別荘・棲霞観(せいかかん)の跡です。


『源氏物語』<松風>巻

造らせたまふ御堂は、大覚寺の南にあたりて、滝殿の心ばへなど、劣らずおもしろき寺なり。


(光源氏がご建立なさっている御堂は、大覚寺の南に当たって、滝殿の趣なども、それに負けないくらい素晴らしい寺である。


【本文・訳引用】 渋谷栄一氏のサイト『源氏物語の世界』


 光源氏が造営した「嵯峨の御堂(みどう)」は、大覚寺の南にあり、滝殿の趣なども大覚寺の滝(=名古曽の滝)に負けないくらい素晴らしい寺であるようです。

 この「嵯峨の御堂」は、源融の別荘であった棲霞観がモデルと考えられています。


 清凉寺では、本堂にてお寺の方から解説を聞きながらご本尊である三国伝来の木造釈迦如来立像(国宝)を拝観。お焼香をあげさせていただきました。

 阿弥陀三尊像(国宝)をはじめとした霊宝館の仏さまたちも特別拝観。
 阿弥陀如来像は源融が亡くなる前に自分の顔に似せて作らせたといわれ「光源氏写し顔」の伝説をもっています。穏やかなお顔をされた仏さまでした。



多宝塔  多宝塔の裏側に源融(みなもとのとおる)の墓があります。

 今回はゆっくりお参りできませんでした。(^^;)


 源融公墓所の隣りに「恋の木」という木があります。『源氏物語』の光源氏にちなんだ、縁結びを願う木だそうですよ。
源融公墓所 源融公墓所

←この写真のみ、2007年1月に撮影したものです。
阿弥陀堂 阿弥陀堂



「源氏物語ゆかりの地」説明板 33 棲霞観跡(清凉寺)

阿弥陀堂の前に京都市が設置した説明板があります。
個人的にチェック☆

「源氏物語ゆかりの地」説明板 bR3 棲霞観跡(清凉寺)
(新しいウインドウで表示)





私が個人的に持ってきたものです。
源氏物語千年紀記念 特別観光パスポート スタンプ

 ゆかりの地をめぐる

 
特典付ガイドブック
 源氏物語千年紀記念
 
特別観光パスポート
 
 (源氏物語千年紀委員会 発行)


 清凉寺には本堂内に「光源氏」のスタンプが置かれています。スタンプを押すことができました♪<画像右下>
 また、パスポートを提示することで、清凉寺では特典として「特製しおり」をいただくことができました。ありがとうございます。(*^-^*)
 
ご朱印用源氏物語絵巻ご朱印用源氏物語絵巻  「紫式部・源氏物語ゆかりの地めぐり」
 源氏物語朱印用絵巻
 (堀川商店街 匠と商人の会 発売)


 清凉寺でご朱印をいただくことが出来ました。時間を気にしながらだったので、バタバタしてすみませんでした。
 お寺の方のお心遣いが嬉しかったです。


次は野宮神社へ行きます。


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