『花橘亭〜なぎの旅行記〜』「平安時代好きの京都旅行記」新緑の京都



新緑の京都

2008年5月18日



上賀茂神社
片岡社

 上賀茂神社境内にある摂社 片岡社です。

 紫式部も参拝したというお社で、「源氏物語千年紀」を前に、フタバアオイの文様が彫られた御鈴(みすず)と五色の鈴の緒がとりつけられました。




片岡社




横から見た片岡社

 片山御子神社(かたやまのみこのじんじや)または片岡御子神社ともいいます。

 上賀茂神社の楼門前、片岡山の西麓に鎮座しています。  

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<ご祭神>
 玉依比売命
 (賀茂別雷大神の母神)

<ご神徳>
 縁結び
 子授け
 家内安泰





片岡社の絵馬
紫式部が詠んだ和歌が記されています。


 賀茂にまうでて侍りけるに、人の、ほととぎす鳴かなんと申しけるあけぼの、片岡の梢おかしく見侍ければ


 ほととぎす 声まつほどは 片岡の
    もりのしづくに 立ちやぬれまし

     (『新古今和歌集』巻第三 夏歌)


【通釈】
 ホトトギス(将来の結婚相手)の声を待ちわびる間は、この片岡の杜の梢の下に立って、朝露の雫に濡れていましょう。
(ホトトギスと共に片岡の杜もまた素晴らしいという意味)

上記は、片岡社前に掲示されていた案内より





絵馬
フタバアオイの形をモチーフに
ハート型をしています。(*^-^)b




裏面に願いごとを書きます。




シールを貼って
願いごとを隠すこともできます。

片岡社の絵馬懸け所にかけてきました。o(^-^)o



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