『花橘亭』「平安時代好きの京都旅行記」残暑の京都源氏物語と京都「六條院へ出かけよう」



風俗博物館出張展示 京都文化博物館別館
源氏物語と京都「六條院へ出かけよう」


船楽 「龍頭」と「鷁首」

龍頭鷁首の船

左側:鷁首  右側:龍頭
展示では、本物の水が流れていました!

龍頭と鷁首  六條院春の町、庭の池には龍頭<手前の船>と鷁首<奥の船>の船が浮かべられています。
龍頭に乗船している童たち

 唐楽(左舞)である「迦陵頻(かりょうびん)」を舞うのを控えています。
竜頭に乗船している童たち
迦陵頻(かりょうびん)

 4人で舞い、彩色された鳥の羽を背負い、童髪で天冠(てんがん)を頭に付けます。天冠には菊の花が挿してあります。
 両手に持っているのは、銅拍子。天竺の祇園精舎の供養の日に飛来した迦陵頻迦(かりょうびんが)の鳴き声を表現しているといいます。
迦陵頻
鷁首(げきしゅ)に乗船している童たち

 高麗楽(右舞)である「胡蝶」を舞うのを控えています。
鷁首に乗船した童たち
胡蝶(こちょう)

 4人で舞い、童髪に天冠を着け山吹の挿頭花(かざし)を付け、右手にも山吹を持っています。
 背中には蝶の羽を背負っています。
胡蝶


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