定期観光バス
〜義経と平家ゆかりの史跡めぐり〜
長楽寺
ちょうらくじ
●所在地 | :京都市東山区八坂鳥居前東入円山町626 |
●交通 | :市バス「祇園」下車 徒歩10分 |
壇之浦の戦いで海に飛び込んだものの、助け出された建礼門院徳子は京に戻り、長楽寺にて元暦2年(1185年)5月1日、剃髪、印誓(いんせい)上人によって戒を受けました。 受戒の際、お布施となるものが何も無かったので、建礼門院は安徳天皇が入水するまで身につけていたという御直衣(おんのうし)を渡されました。安徳天皇が最期の時まで着ていたものなので、移り香もまだ消えていないものです。 母である建礼門院にとって、その御直衣を手放すのはつらいことでしたが、安徳天皇の御成仏も願って、泣く泣くお布施としたのでした・・・。<『平家物語』より> |
門へと続く参道 | |
長楽寺の門 | |
長楽寺全景 広い寺域です。 |
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相阿弥作と伝わる庭苑 この庭園を見渡せる部屋に建礼門院御影や安徳天皇御影、安徳天皇御衣幡などが展示されていました。 安徳天皇御衣幡は、建礼門院が受戒の際、お布施としておさめた安徳天皇の御直衣を、仏前に垂れ下げる旗として縫われたものです。 このエピソードは、『平家物語』灌頂巻 女院出家 に記されています。 |
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鐘 | |
平安の滝 名水「八功徳水(はっくどくすい)」 飲料可能だそうですが飲んでません。(^^;) |
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建礼門院御塔 (画像左側の塔) 剃髪した建礼門院の髪を納めた御髪塔と伝えられています。 |
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本堂は工事中でした。 |